第196章

案の定、執務室に着くなりアルビンは二人に座るよう促し、学内調査の結果を説明し始めた。ユゴスが話していた内容よりもずっと細かいが、結論としては大差ない。

カリーナも以前アリシアから聞かされてはいた。だが、相手がすでに退学処分になったと改めて耳にして、胸の奥がすっと晴れるのを止められなかった。あの試練だって、たまたま事情に詳しいアリシアがいなければ、どう転んでいたか分かったものじゃない。

アルビンの話はそれで終わりだったらしく、ひと息つくと解散を促そうとした。ところが、二人とも立ち上がる気配がない。

残りの仕事を片づけてから昼食にするつもりだったアルビンは、怪訝そうに顔を上げた。

「どう...

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